【現状維持を選ぶということは、人生の劣化を意味するのかもしれない・・・】
という言葉を見て、ドキッとした。
自分の力の無さを知っているから 、変わることを恐れて、失敗を恐れて、モヤモヤを抱えながらも現状維持しているからだ。
私は、仕事、ひいてはこれからの人生のことで悩んでいる。
就職氷河期に大学を卒業、非正規雇用(おもに派遣社員)で事務職を何社も渡り歩いてきた今、「これでいいのかな?」と思っている(実は何年も前から)。
「正社員」に憧れているわけではない、むしろその逆。
「組織」という安定した枠で、小さな小さな一つの歯車でしかない自分。
「換え」なんていくらでもいるポジションの自分。
所かまわず文句や悪口を言う、平気でパワハラをする人のいる環境にも慣れたし(!?)、社内から嫌われ役の業務であるが誠実に地道にやっている。
でも、モヤモヤが強くなっているのはなぜ?
故 樹木希林さんは娘の内田也哉子さんに度々こうおっしゃっていたそうです。
【世の中の役に立てることは何なのか探しなさい。
人生の一番の喜びは人が喜んでくれた時。人のためと言いながら自分のためだよ】
この言葉が私の胸を突いた。
「私が世の中の役に立てることって何だろう?」
「(自己中心的な)私が他人の喜びのために何かできるのだろうか?」
そう思い始めたら、モヤモヤがどんどん溜まっている。
このままでは未練がましくて、さっぱり死ねないと思う。
未練がましいだけならまだしも、恨み節まで出てきそう。
・・・なかなか、イタイ40代女性である。
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