
じきに40歳になる私にむけて知人が「記念に残ることをしてみたらどう?」と提案してきた。
彼女は30歳になる直前に一人旅に出て、旅先で30歳を迎えたと言う。
それははり忘れられない思い出になったとも言う。
思えば、近年遠出をしていないし、憧れのホテルがいくつかあるから、そこへ行ってみようかしら?という思いがムクムクとわいてきた。
でも、やっぱり遠出はしない、憧れのホテルにも行かないことにした。
正直に言うと、ルートや宿のWEBを見ただけで疲労した。
電車や飛行機での移動、混雑している観光地、気張ってしまい(ちっともリラックスできな)そうなホテルのプラン・・・
私の住む都市にも5つ星・4つ星のホテルはあるのだから、そこでランチをするだけでも十分満足できる。
だから、あえて遠方の5つ星ホテルに行かなくてもいいかな、というのが本音。
出不精といわれてしまえばそのとおりだが、近場で心地よいサービスを受けられ、家に着いても嬉しさの余韻が残っている距離感の方が私は好きだ。
毎年恒例にしている近場の定宿への1泊旅の方が楽しみだしね。
しばらくは、小さな範囲で、ささやかに、非日常を楽しみたいと思っている。
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