
年齢を意識すると「一生モノ」という言葉がチラッと頭をよぎる。
一生モノのジュエリー、一生モノのジャケット、一生モノのバッグ・・・
それらは歴史と伝統、職人技の活きるブランド生まれで高品質なのはもちろん、値段も高価である。
だから一生モノと呼ぶにふさわしく、見ている側もうっとりするくらいである。
“年齢を重ねたからこそ、一生モノを1つ2つ持っておきましょう” という風潮に流されることがあった。
私が一生モノとして考えたのが、ジュエリー、バッグ、時計、靴だった。
たしかにどれも手入れをしっかり続ければ一生使えるモノばかり。
スポンサー リンク
しかし、今時期の私には一生モノはふさわしくないと分かった。
価値観、趣味の変化と、(今の年齢だからこその)顕著な加齢が理由。
10年後の自分に合うだろうと買うと、今の自分には不相応。
今の自分に合あわせて買うと、10年後の自分の価値観や趣味・外見と合わない。
時間の流れとともに、自分の心も体も変化しているのだから、
その時に合ったモノを手に入れ、時期がきたら処分すればよいのではないか?
と思うようになった。
決して「使い捨て」を推奨しているわけではない。
むしろ、手に入れたら様々な場面でくたびれるまで使うのだ。
ところで、現在、私の人生の中で長く使い続けているモノがある。
時計。
数年に一度オーバーホールしながら使い続けている。
結果として「一生モノ」になるかは、これからの人生にもよるけど、
「一生モノ」という考えに縛られず、軽やかに生きていきたいと思う。
スポンサー リンク
最後までお読みくださり、ありがとうございました。