
手元に1枚のスカートがある。
色は黒、ギャザーがうっすら入っていて、ひざ下丈。
2年前に必要に迫られて買ったこのスカート、とても重宝しているのだ。
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買う動機は「必要だから」、なので期待もないし、たいして喜びもなかった。
しかし、必要に迫られたとはいえ、アレコレ悩んだうえで購入に至った。
しかし、これが現在の私のワードローブで活躍している。
万能カラーである黒、嫌味のないシンプルなデザイン、ちょうどいい丈・・・とても気に入っている。
期待がなかったところから、後に私の必需品になったなんて、ちょっと不思議。
[期待が大きかったのに、後に私の不要品になったモノ] という逆パターンはわりと多くあったけど・・・
衝動で買うモノには過剰な期待を寄せてしまう(たとえば、「一生モノ」とか「My定番」とか)
そして、そうならないモノに対して後ろめたさを感じたり、後悔することがある。
必要だから、期待をせず、だけど熟考して買ったことが、買い物の成功例のひとつだと思う。
過剰な期待を寄せてしまうモノは、長い時間をかけて「買うor買わない」を考えることが必要なのかもしれない。
そして、過剰な期待を寄せるモノは、本当に必要なモノではない可能性が高いのではないだろうか?
波立たず、風吹かず、ひっそり静かな「期待」、そして自分に必要。
そういうモノに出会ったとき、惜しみなくお金を払って買うのがよいのかもしれない。
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最後までお読みくださり、ありがとうございました。