
20代の私が大変見栄っ張りで自己顕示欲が強かったのは、子供のころのある不足感が理由のひとつだったと考えています。
子供のころは親の勤める会社の社宅住まいだった私。同じく社宅住まいの友達がいたのですが、夏休み・冬休みは決まって親の実家に行ったり、旅行に出かける家庭でした。
一方私の家は、夏休みも冬休みもどこにも出掛けず、いつもの暮らしを淡々と続ける両親。。。
とてもつまらなかったし、どうしてうちはどこにも行かないのか?と不足感を持っていました。
20代、自由になった私は子供のころの不足感を埋め合わせるように、どんどん見栄っ張りな女になっていったのでした。
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しかし、思い返せば、長期の休みはどこにも出掛けず地味な暮らしでしたが、短めの休みには2泊3日でとても素晴らしい所に連れて行ってくれました。
それに、大金が必要になる節目ではとても潔くお金を使うのです。それは見栄っ張り(でも貧乏な)私の方が驚くほど清々しい決断力でした。
いつもの暮らしを淡々と続け、新しいモノにも興味が無く(車も家も中古を買っていた)、まさに地味な身の丈暮らしを身近で体現していたのが両親でした。
過去(20代)の私は、そんな両親を見下したり、恥ずかしく思ったこともありました。 いま思うととても罰当たりな思考ですね。
両親の暮らしは、地に足がついた立派なものだと尊敬の念を抱いています。
そして、私も両親の地味な身の丈暮らしイズムを引き継いで、よりよい暮らしを営もうと実践しています。
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